炎鵬、十両昇進!昭和以降最速タイ 所要6場所のスピード出世

2018年02月01日 05:30

相撲

炎鵬、十両昇進!昭和以降最速タイ 所要6場所のスピード出世
新十両昇進を果たした炎鵬(右)は師匠の宮城野親方と笑顔で握手 Photo By スポニチ
 【番付編成会議 ( 2018年1月31日 )】 小兵力士の炎鵬がスピード出世を果たした。昨年春場所の初土俵から所要6場所でつかんだ関取の座。幕下付け出しを除けば昭和以降で最速だ。宮城野部屋での会見には、28日の初場所千秋楽パーティーで初めて結ったというちょんまげ姿で現れ「うれしいけど信じられない」と話した。
 吉報を聞いたのはこの日朝の入浴後だった。初場所は東幕下6枚目で4勝3敗だっただけに「“上がったよ”と言われて、風呂のことかと思った」と照れ笑いを浮かべた。

 横綱・白鵬にスカウトされ、金沢学院大から宮城野部屋に入門。本人によれば、現在は1メートル67、92キロ。100キロに満たない関取は14年夏場所の十両・隆の山以来となる。相手の懐に入ってのひねり技などを繰り出す炎鵬は「自分なりに個性を出して面白い相撲を取りたい。理想としては石浦関と宇良関を混ぜたような相撲を取りたい」と抱負を語った。

 白鵬からは入門時に「人生は一度きりだから親孝行しろ」と言われた。その言葉を胸に「親に家を建ててあげたい」との夢がある。小さな体で動き回り、夢を現実にする。

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