鶴竜 優勝争いに踏みとどまる「ちょっとヒヤッとした感じだった」
2018年05月24日 05:30
相撲
10日目の琴奨菊戦は注文相撲で勝ち、ブーイングを浴びた。「これなら負けた方が良かった」とまで思った一番の違和感は、一夜明けても拭えなかった。御嶽海にはここまで3勝3敗。引いたところをつけ込まれることが多かっただけに、絶対に引かないと決めていた。土俵際で粘れたのも「自分のやろうとしたことができたから」と振り返った。
春場所で4度目の優勝を飾った。過去3度の優勝の翌場所は、勝利を過剰に意識するなど心が乱れ、2桁勝利に届かなかった。今場所は目の前の一番に集中し早々に10勝到達。「同じミスを繰り返さずに来られたのは良かった」と感じている。
前夜は第2子の長男アマルバイスガランちゃんの1歳の誕生日だった。「帰ったら寝かかっていたので、起こして写真だけ撮った」という。春場所ではその長男を含めた家族4人で賜杯を抱いた写真に納まった。「また、それができたら最高でしょう」。連覇への思いを強くして今場所に臨んでいた。
場所直前の体重は150キロ中盤が多かったが「今場所は太った状態で入った」と160キロ近くで初日を迎えた。そこから多少減ってはいるが、軽さがなくなったことで悪癖の引く相撲も減った。優勝争いは3人に絞られても、自信があるからこそ冷静でいられる。「今日が終わったので、明日に集中するだけ」。今の鶴竜に迷いはない。
おすすめテーマ
2018年05月24日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
松村道央ら3人が首位 石川遼は出遅れ65位 谷口徹は21位
-
白鵬 栃ノ心との大一番に敗れてV遠のく「負けは負け」
-
男子400個メは瀬戸V 池江が50バタで日本新
-
岡田武史氏 西野ジャパンに期待する“勢い”と“化ける選手”
-
大山志保 初心に返った40歳最後の日「感謝して目標に向けて頑張る」
-
栃ノ心“止まらん”白鵬も破り12連勝!単独首位キープ 鶴竜が1敗
-
横浜スタジアム「スポーツ日大」テープで覆う
-
“セクシー・クイーン”アン・シネ、今週のウエアは「空の色」
-
日大、関学大に再回答書を提出 夕方にコーチが持参
-
鈴木愛に暗雲…左膝の爆弾に苦悩 治療しても「打つと戻ります」
-
三宅宏実、全日本選手権は接戦覚悟も「優勝するのが一番の目標」
-
琴恵光 新入幕へ前進!2場所連続10勝で十両優勝争い単独トップ
-
貴源治 4場所連続勝ち越しに王手 兄弟子・貴ノ岩をアシスト
-
日大司会者に安藤キャスターも呆れ顔 会見打ち切りは「お疲れだからってことですか?」
-
NBA今季のオール・ディフェンシブ・チームが決定 ジャズのゴベールが最多得点
-
照ノ富士 翔猿に押し出され6敗目 十両残留は極めて厳しく
-
ボルビック選手権24日開幕 畑岡奈紗 米初Vへ「攻めていきたい」
-
NHLキャピタルズが敵地で快勝 最終戦を制して20年ぶりに東地区を制覇
-
日体大アメフット部 日大と間違われ批判殺到 公式サイトで異例声明
-
セルティクスが8年ぶりのファイナル進出に王手 ホームでのプレーオフは10戦全勝
-
日大・内田前監督「心身の疲労」で入院 会見から病院直行
-
スポーツ庁の鈴木長官 日大に直接説明求める
-
米ミルウォーキー市警察が謝罪 NBAバックスの新人ブラウンに対してスタンガンを使用
-
井上監督は緊張 大野は動じず 柔道メダリストがライブ参加
-
関学大被害選手父 内田前監督の試合中の動画、写真提供呼びかけ 問題究明へ「残りの人生かける」
-
火に油だった日大ロング会見 “独裁者”意向を周囲が忖度…「最悪の危機対応」
-
【松岡修造氏が語る全仏OP展望】錦織 体力&精神面整えばナダル倒せる
-
【松岡修造氏が語る全仏OP展望】「なおみキャンドル」燃やせ続ければ優勝の可能性も
-
日大アメフット部 現役部員も不信感「あれは反則を指示している」
-
内田前監督 今度は正しく発音「かんせいがくいん」 ネクタイはピンク→グレーに
-
どうしてこうも食い違うのか…日大 内田前監督ら緊急会見「記憶にない」「言っていない」「見ていない」
-
日大 緊急会見一問一答 内田前監督「私からの指示ではございません」
-
日大会見司会者は強気 ブランド「落ちません」
-
鶴竜 優勝争いに踏みとどまる「ちょっとヒヤッとした感じだった」
-
栃ノ心 無敗で白鵬戦 過去25戦全敗「気合入ります」
-
大鵬の孫 納谷が初黒星 12連勝でストップ 序二段優勝の可能性消える
-
世界選手権金メダルの古賀 ドーピング検査で陽性反応 暫定で資格停止処分
-
奈紗 初Vへ気合「もっと攻めて」