杉本が帰国 度重なるケガを乗り越え「長い道のりだった」

2018年06月12日 05:30

スポーツクライミング

杉本が帰国 度重なるケガを乗り越え「長い道のりだった」
5季ぶりにW杯を制した杉本は成田空港で笑みを浮かべた  Photo By スポニチ
 スポーツクライミングのW杯ボルダリング第6戦で優勝した杉本怜(26=北海道連盟)が11日、開催地の米コロラド州ベイルから帰国した。

 14年の左肩脱臼や16年の患部手術など困難を乗り越え、13年以来5季ぶりにつかんだタイトル。「結果がついてきてうれしい。リハビリを考えると長い道のりだった」。

 早大理工学部卒業で、卒論のテーマは「タンジェント位相板による被写界深度の拡大について」。写真撮影時のピントに関連する研究を行っていた理系クライマーは、「出場を目指して頑張っている」と20年東京五輪に照準を合わせた。

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