スパーズがレナードをラプターズに放出 ラプターズのデローザンがスパーズへ 超大型トレード成立
2018年07月19日 11:38
バスケット
レナードは2016年シーズンに自己ベストの平均25・5得点をマークし、最優秀守備選手にも2度選出されるなど、攻守両面でスパーズの主力として活躍したが、昨季は右脚の故障で出場したのはわずか9試合。チームとの折り合いがうまくいかず、本人はレブロン・ジェームズ(33)が加入したレイカーズへの移籍を希望していると報じられていた。
スパーズのグレグ・ポポビッチ監督(69)は「移籍するすべての選手がうまくやってくれることを望んでいる。過去を振り返るようなことはしたくない」とコメント。指揮官としては過去5回、ファイナルを制覇しているが、現在の主力選手だったレナードをチームに引き留めることはできなかった。
ラプターズは昨季59勝23敗で東地区の最高成績を残しながら、年間最優秀監督に選出されたドウェイン・ケイシー監督(61=現ピストンズ)を解雇し、チームの生え抜きで9季にわたって活躍してきたデローザンを放出。スパーズから獲得したレナードは来年にFAとなるためチームに残留するかどうかは微妙で、故障した右脚の回復具合を含めてチームの運営面ではかなりのリスクを背負っての「交渉妥結」となった。
ラプターズは来年、レナードに対して最大限度額となる5年、1億9000万ドル(約215億円)を提示できるが、レナードは4年、1億4100万ドル(約159億円)で他球団に移籍することも可能。交換要員となったデローザンはかねてからラプターズへの“忠誠心”を全面に押し出していただけに、今後の動向が注目されるところだ。
レナードとともにラプターズに移籍するグリーンはスパーズには8季在籍。昨季は70試合に出場して8・6得点で、3点シュートの成功率は38・7%だった。一方、デローザンとともにスパーズにトレードされたパートルはユタ大から2016年のドラフト全体9番目に指名され、全82試合に出場した昨季は6・9得点、フィールドゴールの成功率は65・9%だった。
なお米国代表の指揮官も務めるポポビッチ監督は次週にラスベガスで行われる代表合宿に足を運ぶが、代表候補のレナードもデローザンも参加する予定。三人がどのような対応を見せるのかが大きな話題になりそうだ。
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