錦織 フルセット激闘制し2年ぶり4強、チリッチに14年決勝の雪辱
2018年09月06日 06:59
テニス
第2セットはともにキープが続いた後の第6ゲームをチリッチがブレークすると、直後に錦織がブレークバックする互角の展開。この後第9ゲームを錦織が再度ブレーク、続く第10ゲームもキープして第2セットを取った。
前のセットからフットワークの鋭くなった錦織は、第3セット第1ゲームをいきなりブレーク、双方キープした第6ゲームは錦織がブレークの危機を迎えたがしのぎ切ってリードを保った。チリッチは第8ゲームをラブゲームでブレークして追いついた。この後、タイブレークに入り錦織が7―5で制してセットを連取した。
10分の休憩後に始まった第4セットは第6ゲームまでともにキープしたが、第7ゲームをチリッチがブレークしてリードし、そのまま押し切って決着は最終セットに持ち込まれた。
最終セットは第3ゲームまで双方がキープしたが、第4ゲームを錦織がブレーク。チリッチは第7ゲームをブレークバックして追いついた。最後は錦織が第9、10ゲームを連取して4時間を超える熱闘を制した。
▽14年全米オープン決勝VTR 4大大会初の決勝進出だった第10シードの錦織はここまで5勝2敗と分のいい第14シードのチリッチと対戦。第1セットの第1ゲームでいきなりブレークポイントを得たが、その好機を逸した。優勝を意識するあまり、緊張で動きが硬くなってミスを連発。終始チリッチのペースとなり、3―6、3―6、3―6のストレート負けを喫した。
▼錦織の話 (4時間8分、フルセットを振り返って)本当にタフだった。苦しかった。100点ではなかった。耐えるしかなかった。良くない中で戦うことだけ考えた。最終セットは過去を考えずに、冷静にプレーすればチャンスは来ると思った。リターンが命だと思って集中できた。
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