パナ19歳福井 上々デビュー、W杯会場こけら落としで躍動

2018年10月21日 05:30

ラグビー

 【ラグビートップリーグ最終節   パナソニック25―6キヤノン ( 2018年10月20日    熊谷 )】 W杯仕様に改修された熊谷のこけら落としで、パナソニックの新星がデビューを飾った。19歳のフランカー福井が後半34分からピッチへ。ボールに触れなかったが、密集に勢いよく突っ込むガッツは見せた。「出られて幸せ。緊張したけど出たら吹っ切れた。勝ててよかった」と満足感を漂わせた。
 大卒が通例のトップリーグに東福岡高から飛び込んだ異色の存在。最初は「ビビってストレスがたまった」。それでも88キロの体重を96キロまで増やし、練習試合でアピールを継続。その努力を認めたロビー・ディーンズ監督も「有望なので経験させたかった」と語った。今後は決勝トーナメントも控える。高卒1年目のホープは「自分の判断で後悔したくない」とさらなる成長を期した。

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