レイブンズ新人QBジャクソン、ランで117ヤード キャリー数はQBで史上最多 初先発で大活躍
2018年11月19日 13:31
アメフト
ルイビル大時代に年間最優秀選手に与えられるハイズマン賞を受賞(2016年)しているジャクソンは今季、主にワンポイント的な起用をされてきたが、そのほとんどはランプレー。パスは9試合で12回(成功7回)しか投げていなかった。
しかしベンガルズ戦ではTDこそなかったが、パスを19回投げて13回を成功させて150ヤードを獲得。得意のランでは、リーグ史上QBでは最多となる27回のキャリーで両軍最多の117ヤードを走破してオフェンスをまとめあげた。
15日には胃炎で練習を休み、試合前日は先発への緊張のあまり一睡もできなかったという状態だったが「チームメートは後押ししてくれた。最初はバタバタしていたが、いい出来だったと思う」とフラッコ不在の穴を“脚力”で埋める結果となった。
レイブンズは第3Q9分15秒に13―21と逆転されたが、13分57秒にジャクソンと同じ新人のRBガス・エドワーズ(23)が11ヤードを突破して相手のエンドゾーンに進入。2点コンバージョンも成功させて同点に追いついた。
ドラフト外のエドワーズも17回のキャリーで115ヤードをマーク。レイブンズは第4Qに入るとジャクソンのランでなど前進し、6分48秒にジャスティン・タッカー(28)が24ヤードのFGを成功させ、これが決勝点となった。
QBがランで100ヤードを突破したのはNFLでは2年ぶりで、117ヤードの獲得はここ4年で最多。新人QBとしては史上2番目の記録で、レイブンズではQBの最多ラン獲得記録となった。
敗れたベンガルズも5勝5敗。QBアンディー・ドールトン(31)は36回中19回のパス成功で、ジャクソンを上回る211ヤードと2TDをマークしたが、守備陣が最後までジャクソンの脚力に振り回される結果となった。
AFC北地区で首位に立っているスティーラーズはジャガーズを下し、6連勝を飾って7勝2敗1分け。2位レイブンズ、3位ベンガルズとのゲーム差は「2・5」となっている。
昨季の王者イーグルスに41点差をつけて圧勝した好調セインツは、開幕戦で敗れたあと破竹の9連勝。4勝6敗となったイーグルスはプレーオフ進出に赤信号が点灯した。
チャージャーズの連勝はブロンコスに競り負けて6で止まったが、テキサンズは7連勝を飾り、ベアーズは4連勝。ベアーズは過去4季連続でNFC北地区で最下位だったが、今季は単独首位に立っている。
なお第11週最後の1試合は19日に行われ、9勝1敗同士のラムズとチーフスがロサンゼルスで激突する。
<その他の結果>
カウボーイズ(5勝5敗)22―19*ファルコンズ(4勝6敗)
*コルツ(5勝5敗)38―10タイタンズ(5勝5敗)
*ライオンズ(4勝6敗)20―19パンサーズ(6勝4敗)
*ジャイアンツ(3勝7敗)38―35バッカニアーズ(3勝7敗)
*テキサンズ(7勝3敗)23―21レッドスキンズ(6勝4敗)
スティーラーズ(7勝2敗1分け)20―16*ジャガーズ(3勝7敗)
レイダース(2勝8敗)23―21*カージナルス(2勝8敗)
ブロンコス(4勝6敗)23―22*チャージャーズ(7勝3敗)
*セインツ(9勝1敗)48―7イーグルス(4勝6敗)
*ベアーズ(7勝3敗)25―20バイキングス(5勝4敗1分け)
*はホームチーム
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