錦木「1度は戦ってみたかった」稀勢引退で不戦勝に複雑な思い

2019年01月16日 19:48

相撲

錦木「1度は戦ってみたかった」稀勢引退で不戦勝に複雑な思い
<大相撲初場所4日目>勝ち名乗りを受ける錦木(撮影・大塚 徹)    Photo By スポニチ
 【大相撲初場所4日目 ( 2019年1月16日    両国国技館 )】 東前頭二枚目の錦木が不戦勝で4勝目を飾った。横綱・稀勢の里が引退しての白星だけに胸中は複雑。「1度は戦ってみたかったですね。不戦勝なので何とも言えないですけど。巡業とかで稽古してもらって…3番とか少ないですけど、強い存在だったし、自分の中ではいい人でした」と振り返った。
 好調の要因については「何でですかね?」と自分でも不思議そう。横綱・白鵬と対戦する5日目に向け「(4日目に白鵬を苦しめた)北勝富士みたいに頑張りたいです」と意気込んだ。

 3日目に稀勢の里を寄り切り、結果的に“最後の相手”となった東前頭筆頭の栃煌山はこの日、稀勢の里の弟弟子・高安に突き出されて3敗目。過去43回対戦した稀勢の里について「意識する存在だった」と言い、「最後にやれたのはよかった。縁がある?そうですね」と話した。

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