白鵬 稀勢引退にしみじみ「今度は酒でも飲みに行けるかな」

2019年01月16日 21:23

相撲

白鵬 稀勢引退にしみじみ「今度は酒でも飲みに行けるかな」
<大相撲初場所4日目>支度部屋で、稀勢の里引退について話す白鵬(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所4日目 ( 2019年1月16日    両国国技館 )】 現役力士からも横綱・稀勢の里の引退を惜しむ声が次々と出た。
 史上最多66度の対戦を重ねた琴奨菊は「自分の成長を試せると思っていた。勝てばその場所は乗っていけるし、負ければ本当に悔しい」と述懐。今場所前には稽古をともにしたが、67度目は実現せず「当たるのが楽しみだったけどね」と漏らした。

 10年九州場所で63連勝を止められるなど、名勝負を繰り広げた横綱・白鵬は「お疲れさまという言葉に尽きる。今度は酒でも飲みに行けるかな」としみじみ。鶴竜は「早く追いつきたい一心でやっていた」と、自分より遅いデビューながらスピード出世した好敵手への思いを明かした。

 先場所優勝の貴景勝は今場所前に稽古相手に指名され「本当に勉強になった。一番は精神。心意気というか、生きざま。角界のみんなが手本とするもの」と敬意を表した。貴景勝と同じ22歳の阿武咲は「小さい頃からの憧れ。あの人がいたから今の自分がいる。残してくれたものを大事にしたい」と使命感を口にした。

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