堀島2位 決勝で最高難度“絶対王者”に感服「まずは同じことをやらないと」

2019年02月25日 05:30

フリースタイルスキー

堀島2位 決勝で最高難度“絶対王者”に感服「まずは同じことをやらないと」
男子デュアルモーグルで2位となり、観客の声援に応える堀島行真 Photo By 共同
 【フリースタイルスキーW杯秋田たざわ湖大会最終日 ( 2019年2月24日    秋田県仙北市たざわ湖スキー場 )】 非五輪種目のデュアルモーグル方式でモーグル第8戦が行われ、男子は21歳の堀島行真(中京大)が2位に入った。いずれも2位だった第2戦と第6戦に続いて、今季3度目の表彰台となった。堀島は決勝で平昌冬季五輪金メダルのミカエル・キングズベリー(カナダ)に敗れた。キングズベリーは今季7勝目、通算56勝目を挙げ、種目別8連覇が決まった。世界選手権銅メダルの原大智(日大)は12位だった。

 「絶対王者」キングズベリーの強さは、堀島の想像をはるかに超えていた。デュアルでも決勝の第1エアで最高難度の「コークスクリュー1440」(軸をずらした4回転)に挑んだ王者に屈し「まさかデュアルでもやるとは。限界を超えるチャレンジ精神が僕には足りなかった」と感服した。エア自体の得点は軸をずらした3回転を奇麗に決めた堀島が上回ったが、0秒46も先にゴールインされてスピード点で2・84点の大差をつけられた。堀島は「手本として、まずは同じことをやらないと、抜かすこともできない」と現実を受け入れた。

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