“大輔源氏”の魅力は「陰と切なさ」 アイスショー「氷艶」会見

2019年02月25日 15:13

フィギュアスケート

“大輔源氏”の魅力は「陰と切なさ」 アイスショー「氷艶」会見
<氷艶Hyoen2019 月光かりの如く 記者発表会>質問に答える高橋大輔(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 今年7月26〜28日に横浜アリーナで行われるアイスショー「氷艶 hyoen2019 ―月光かりの如く―」の記者発表会が25日、都内で行われた。17年に世界初となる歌舞伎とフィギュアスケートのコラボレーション公演を実現し、約4万人を動員。第2弾となる今作は世界最古の長編小説といわれる名作「源氏物語」を主演・高橋大輔(32)、演出・宮本亜門(61)の豪華タッグで演じる。会見には出演者の荒川静香(37)、福士誠治(35)、柚希礼音(39)も登壇した。
 高橋が演じるのは、数々の俳優も演じた光源氏という大役。そのイメージについて問われると「どう演じたらいいんですかね…(苦笑い)。プレイボーイなイメージがある。(自分の)見た目が光源氏っぽいのかな…という疑問があるんですけど。ちょっと顔が濃すぎるかな、みたいな。もう少しキレイ系な人が演じた方がいいかなと思うんですけど、そこは演技でカバーしようかなと思っています」と語り、「恋物語の中でも光源氏は結局は孤独だったというのがメーンになってくると思う。そこへの持って行き方を自分の中で探り探りやって、最終的に表現できればと思っています。どう演じるかはこれから探っていきたい」と頭を巡らせた。

 その言葉を聞いた宮本は「僕が思う高橋さんのイメージは、いい意味で陰がある方。徹底的なアスリートの集中力は皆さんご存じだと思いますが、その中に陰と切なさ。そして、人が近寄りたいが近づけない何かみたいなものが光源氏にピッタリだと思っています。単なるプレイボーイではない、もっと奥深いというか、ジワーッと心に染みるような光源氏、高橋さんの光源氏が見たい。今回も少し原作と変えているところがありまして、それを存分にお客さんに楽しんでいただけると思うので、心配しないでいただけると」と語った。

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