“進化の証”終盤まで接戦も…サンウルブズ自滅で連勝ならず

2019年03月10日 05:30

ラグビー

“進化の証”終盤まで接戦も…サンウルブズ自滅で連勝ならず
<サンウルブズ・ブルース>突破を図るサンウルブズの山下 Photo By 共同
 【スーパーラグビー ( 2019年3月9日 )】 今季初の2連勝を狙った日本のサンウルブズは、敵地でブルース(ニュージーランド)に20―28で敗れ、通算1勝3敗となった。終盤まで接戦を演じたものの、2人のシンビン(10分間の一時的退場)を出すなど反則で自滅した。次戦16日のレッズ戦(秩父宮)で今季2勝目を目指す。
 規律の重要性が浮き彫りになった一方で、終盤まで逆転可能な得点差で食らい付いたのは進化の証。特に今季初先発となったSO松田が司令塔として及第点の動きを見せた。

 一時逆転となった前半30分の自身のトライシーンは、SHブースとのダブルタックルでターンオーバーを誘い、起点もつくる活躍。判断、スキル、ディフェンスの確実性を随所に見せ、キックも4本全て成功。「信じることをやり切れば勝てるのも分かったし、できなければ勝てる試合も勝てない。いいレッスンになった」と語った。

 ジャパンの10番最右翼の田村(キヤノン)は今月末の今季初実戦に向け調整中。世界最高峰リーグで研さんを積む松田がどこまで差を詰められるか。1週間後、今度はホーム秩父宮で成長を証明する。

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