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関取最年長40歳の安美錦 白星先行、十両残留が確実に

2019年03月20日 15:37

相撲

関取最年長40歳の安美錦 白星先行、十両残留が確実に
安美錦 Photo By スポニチ
 【大相撲春場所11日目 ( 2019年3月20日    エディオンアリーナ大阪 )】 関取最年長40歳の安美錦(伊勢ケ浜部屋)の十両残留が確実となった。十両の番付が下に3枚ある西11枚目で6勝5敗。再び白星が先行した。
 西12枚目の荒鷲(32=峰崎部屋)との取組は最初の立ち合いで呼吸が合わず、待ったした。仕切り直しでは左に大きく動いて左上手を取り、そのまま振り回して上手投げで転がした。

 「仕切りで手をつかなくて何だろうと思っていた。変化してきても、差しにきても、バチンと(上手を)取れたらと思っていたら、思い切り外から取れた。相手が浮いたから、ここで決めるしかないと思った」

 4連敗から5連勝と巻き返し、10日目に連勝が止まった。「やっぱり大事にいきたくなっちゃう」。五分の星で迎えた一番は、いつになく緊張していた。「40歳でもまだ緊張するんだと思って、自分をディスって(馬鹿にして)いた。それでスッと抜けて、リラックスできた」。結果、思い切りのいい相撲で勝ちきった。

 十両残留については「あ、本当?残っちゃうの」と報道陣に確認した上で「残るのを目指しているわけじゃない。勝ち越しを目指して最後までしっかり取る」とキッパリ。新元号で迎える夏場所に向け、番付を上げることだけを目指していく。

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