米国に完敗も1番江口、3番山田の新打順が機能

2019年06月23日 19:36

ソフトボール

米国に完敗も1番江口、3番山田の新打順が機能
<ソフトボール女子・日米対抗第2戦>山田恵里主将(右端)と江口未来子(左端)は敗戦後、会場の観衆にあいさつをする                              Photo By スポニチ
 【ソフトボール女子・日米対抗第2戦   日本2―7米国 ( 2019年6月23日    仙台市・シェルコムせんだい )】 新リードオフマンの江口未来子外野手(28=豊田自動織機)が先制打を放った。2回2死二塁、米国のエース左腕アボットからきれいな中前打。投手陣が乱れてその裏に大量7失点を喫して敗れたものの、存在感を見せた。
 宇津木麗華ヘッドコーチ(55)は「山田の1番はもったいない。江口も可能性がある。育てていきたい」とプランを明かした。足があり、バットコントロールも巧みな左打者。ただし、この日は2三振を喫したことを課題に挙げ、「どんな投手でもバットに当てることが大事。出塁率が求められる。とにかく当てないと」と笑顔はなかった。

 “女イチロー”の異名を取り、長らく1番を務めてきた山田恵里外野手(35=日立)は、この第2戦に3番で出場した。08年の北京五輪金メダルメンバーでもあるベテランは、5回に左中間へ適時二塁打を放った。

 5月のアジア杯に続く「1番江口、中軸に山田」という形。新しいパターンで攻撃のバリエーションを増やしていく。

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