PG争い激化 ポスト富樫へ篠山、田中、ベンドラメ奮闘
2019年08月13日 05:30
バスケット
一方、安藤周とベンドラメは3点シュートを決めてアピール。ベンドラメは「パスを回すだけなら誰でもできる。積極的にシュートを狙おうと思った」と胸を張り、「他のPGにいいプレーをされると悔しいし、もっとやってやろうという気持ちになる」と対抗心をむき出しにした。
秘密兵器が1メートル92と長身の田中。「今までのPGよりサイズもあるし、もっと楽にいろんなことができる」と話し、特に相手を引きつけてからのパスは本職にはない利点だ。もっとも、プレー経験が少なく「前からディフェンスへ行くのはきつい」と苦笑いも。ラマス監督は「今日は良かったが、全てとは思っていない。まだ試合はある」と話しており、W杯へ向けた強化試合はPGの起用法を固めるシリーズにもなる。
▼PG安藤周 僕は(年齢的に)下の方なので、試合に出た時に“積極的にいけよ”とみんなが言ってくれた。(篠山、田中も)「打てよ、打てるぞ」みたいに言ってくれて、ありがたかった。
《指揮官「良い内容」》日本代表のラマス監督は「良い内容で勝てた。W杯に向けて良い準備になった」とご満悦だった。人とボールが動き、チームの総アシストは相手の倍近い27を記録。課題のリバウンド数も35で相手の38に肉薄した。既にW杯の初戦で対戦するトルコの映像はチェックしているが「相手どうこうより、今は我々のゲームスタイルに集中している。日本は今まで欧州のチームに勝ったことがないので、W杯ではまず1つ勝つことが目標」と語った。
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