レメキ 先発14人変更のスコットランドにメラッ「相手をリスペクトしてない」
2019年10月09日 05:30
ラグビー
「ロシアをリスペクトしてない。ロシアは気持ちが強い。明日(9日)の試合負けたら、俺らとの試合は意味がない」
総勝ち点5でA組3位のスコットランドにとって、ロシア戦は勝利と4トライ以上に与えられるボーナスポイント獲得が至上命令。だが、ふたを開ければ究極ともいえるターンオーバー制を採用。開幕戦で対戦し、フィジカル面の脅威を感じたレメキは、初勝利を目指すロシアの思いも代弁してみせた。
もちろん、ベストコンディションのベストメンバーとの対戦は、武者震いする材料でもある。相手バックスについては「スキルが高い。コンタクトよりもフットワークを使う。9、10、15番はワールドクラス」とレイドロー、SOラッセル、ホッグを警戒。グレゴー・タウンゼンド監督は、伝統的なセットプレー主体のスタイルにボールを動かす戦術をミックスする。その主幹をなすのがバックス縦ラインの3人でもあり対戦を心待ちにした。
3日のサモア戦のメンバー発表会見では、自らを所属するホンダの最高級スポーツカー「NSX」と称し、トライを宣言したレメキ。スピードとFW並みのパワーを兼ね備え、相手をなぎ倒す「パワーランナー」でもある。試合では全体2位のボールキャリー91メートルなどが評価されて「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」を獲得もトライはない。「子供と約束したトライは取れなかった。取りたかった」と明かしたが、WTB福岡のトライの場面ではインゴールまで10メートルでレメキがラストパス。4日後もフォアザチームの精神に変わりはない。
台風19号の影響も心配されるが、「雨で試合がなくなったら(8強入りしても)あまり男らしくないから勝負したい。勝負しても絶対勝ちます」と宣言。てるてる坊主をぶら下げて、決戦の時を待つ。
◇レメキ・ロマノラヴァ 1989年1月20日生まれ、ニュージーランド・オークランド出身の30歳。ランコーン高から19歳で来日。キヤノン、マツダを経て14年ホンダ入り。同年に日本国籍を取得し、16年リオデジャネイロ五輪7人制代表。愛称は「マノ」。15人制では16年11月のアルゼンチン戦で代表デビュー。現14キャップ。1メートル77、92キロ。
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