Bリーグ 大阪 京都に大敗 天日HC「非常に残念」

2019年10月16日 23:17

バスケット

Bリーグ 大阪 京都に大敗 天日HC「非常に残念」
第4クォーター、シュートする大阪・橋本 Photo By スポニチ
 バスケットボール男子のBリーグは16日、各地で9試合が行われ、大阪は59―90で京都に大敗した。課題克服には、まだまだ時間がかかりそうだ。Bリーグ開幕以降、過去3季で6勝12敗と大きく負け越している京都に31点差で屈した。シュート成功率は京都の58・6%に対し、大阪は36・4%と低迷。ヘンドリックス、合田、オマラの3選手が2桁得点をマークしたが、強力な助っ人陣を擁する相手に反撃の糸口を見つけられないまま、試合終了のブザーを聞いた。
 昨季のチーム平均得点はリーグワーストの68・6点と、早くも今季4試合目で昨季から続く“弱点”を露呈することとなり、天日謙作ヘッドコーチ(HC)は「非常に残念でしたね。良かった点はない。シーズンを通してこのような試合はあるだろうが(こういう早い時期に)したということは覚えておかないといけない」と淡々と振り返った。

 悲願のチャンピオンシップ出場のため、今季はチーム全体を一新。bjリーグ時代、05年の開幕から3連覇に導いた天日HCが9年ぶりに復帰し、選手も元日本代表のブラウンや、京都から移籍した司令塔の伊藤ら半数の6人を新たに獲得した。ゲームスタイルもボールと人が激しく動き回る「走るバスケット」で得点力アップを狙うが、この日は伊藤が左臀部(でんぶ)の負傷でベンチ外だったこともあり、ペースをつかめないまま不発に終わった。

 伊藤の代役として司令塔を務めた合田は「走るバスケットのスタイルは守備からカウンターで作っていかないといけないのに、守備がうまくいかず重苦しい雰囲気になってしまった」と反省。だが、下ばかりを見ているのは性に合わない。「こういう結果になってしまったのは仕方ないので。引きずらずに次の試合に備えます」。しっかりと次戦を見据えていた。

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