スポクラ国際連盟、解釈変更認めた 五輪代表の選考基準で日本協会とドタバタ

2019年11月29日 05:30

スポーツクライミング

 日本山岳・スポーツクライミング協会が、東京五輪出場基準の解釈を国際連盟が変更したと主張している問題で、国際連盟は28日、解釈を変更したことを認めた。1カ国・地域から五輪に出場できるのは男女とも最大2人。国際連盟は当初、3つの国際大会で上位に入れば3人以上が参加資格を獲得できるとの解釈を示し、日本協会は有資格者の中から五輪代表を決める選考方法を策定した。

 しかし国際連盟が2人までに変更。日本の五輪代表男女各2人は8月の世界選手権の結果で確定したことになり、残り2大会で他の選手は資格を得ることができない。日本協会は今月、変更された解釈の取り消しなどを求めてスポーツ仲裁裁判所へ提訴。国際連盟は提訴に関し「現時点でコメントできない」とした。

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