十両のホープ・琴勝峰 元横綱・朝青龍の甥を下して「体が勝手に動いてくれた」

2020年01月20日 16:20

相撲

十両のホープ・琴勝峰 元横綱・朝青龍の甥を下して「体が勝手に動いてくれた」
<大相撲初場所9日目>豊昇龍(右)を押し倒しで破る琴勝峰(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所9日目 ( 2020年1月20日    両国国技館 )】 十両の琴勝峰(20=佐渡ケ嶽部屋)が豊昇龍を押し倒しで破り、2017年(平29)九州場所初土俵の同期対決を制した。
 立ち合いからお互いに目まぐるしく動く、激しい相撲になったが、最後は左を差して体ごと押し倒した。

 「立ち合いで強く当たっていこうと思っていました。あとは流れで。体が勝手に動いてくれました。少し引くところはあったけど、良かったと思います」

 元横綱・朝青龍の甥(おい)っ子らしく何を仕掛けてくるか分からない豊昇龍に対し、動き負けせずに勝ち切った。報道陣から同期へのライバル意識はあると聞かれると「意識はしていないつもりです。誰にも負けたくない気持ちです」と話した。

 これで星勘定を6勝3敗とし、十両での2場所連続の勝ち越しへあと2勝となった。

 「とりあえずあしたの一番、立ち合いに集中するだけです」と気を引き締めていた。

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