大坂 連覇で全豪日本人勝利数トップ目指す「去年の今頃よりも良い」

2020年01月20日 05:30

テニス

大坂 連覇で全豪日本人勝利数トップ目指す「去年の今頃よりも良い」
全豪オープンの開幕を控え、会場で調整する大坂 Photo By 共同
 テニス4大大会初戦の全豪オープンは20日、メルボルンで開幕する。女子シングルスの前年覇者で世界ランキング3位の大坂なおみ(22=日清食品)がレジェンド超えを視野にコートに立つ。全豪は過去13勝3敗で、勝利数は杉山愛の19勝、伊達公子の16勝に続く3位。8強進出で伊達、優勝すれば杉山を抜く。連覇の懸かる4大大会は4回戦で敗退した昨年の全米オープン以来2度目だが「去年の今頃よりも良いプレーができている」と自信を見せた。
 20日午前11時(日本時間同9時)開始の1回戦は世界59位のブズコバ(チェコ)と対戦。19日は初戦の舞台となるセンターコートで、ショットの確認やアジリティー(敏しょう性)を高めるラダートレーニングなどで汗を流した。昨年12月から契約するベルギー人のフィセッテコーチの下、積極的に仕掛ける攻撃的なスタイルを模索中。日本協会の土橋強化本部長は「先手を打つ練習をして、また次のステージに進もうとしている」と期待した。(メルボルン・木本 新也)

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