データで見る八村の第29戦 隠れた部分にあった自己新記録 エリート新人の仲間入り
2020年02月12日 12:38
バスケット
昨年6月のドラフトで八村より先に指名されている上位8選手はすでに全員が+20点以上をクリア。最も高い数値を残しているのは全体2番目に指名されたジャー・モラント(グリズリーズ)で、1月29日のニックス戦では28分というさほど長いプレータイムではなかったにもかかわらず+42点(18得点、10アシスト)という驚異的な「貢献度」を見せた。
モラント以外の上位指名8人の最高成績はトップ指名のザイオン・ウィアムソン(ペリカンズ)が+25点で、3番目指名のR・J・バレット(ニックス)が+20点、以下ディアンドレ・ハンター(ホークス)が+28点、ダリアス・ガーランド(キャバリアーズ)が+26点、ジャレット・カルバー(ティンバーウルブス)が+33点、コービー・ホワイト(ブルズ)が+27点、ジャクソン・ヘイズ(ペリカンズ)が+20点と続いている。
そしてこの日、八村がこの「壁」を初めて突破。今季の平均得点(14・07)は新人の中で2位、リバウンド(6・0)は1位、フィールドゴール(FG)成功率(48・85%)は5位にランクされているとは言え、ひとケタ指名の最後の選手として「プラス20点クラブ」に名を連ねた。
もっともゴンザガ大のチームメートで、ドラフトでは21番目に指名されたブランドン・クラーク(グリズリーズ)はすでに+30点と、+27点を記録済み。ポジションもお互いフォワードだけに、コーチ陣が重要視するこの隠れた部分でのさらなる飛躍を期待したいところだ。(高柳 昌弥)
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