アーティスティックスイミング(AS)日本代表が19日、都内でメーク講習会を公開した。06年から契約する化粧品大手コーセーのトップメークアップアーティストからの指導で、デュエットフリールーティン(FR)「進化~エボリューション」、チームテクニカルルーティン(TR)「空手2020」の2演目のメークを実施。4、5月のワールドシリーズで採用し、東京五輪に向けてアレンジを加えていく方針だ。
最も特徴的なのはロボットから人間への進化がテーマとなるデュエットFRの三角形のアイライン。角張った機械的なイメージを表現している。競技規定に「一般的に外を歩けるようなメーク」とある中、街角ではまずお目にかかれない攻めの化粧。井村雅代監督(69)は「メークをすることで心もつくってほしい」と期待した。