朝乃山 大関獲りへ痛恨2敗 報道陣の呼び掛けに無言

2020年03月16日 05:30

相撲

朝乃山 大関獲りへ痛恨2敗 報道陣の呼び掛けに無言
朝乃山(右)は豊山にすくい投げで敗れ2敗目を喫する (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【大相撲春場所8日目 ( 2020年3月15日    エディオンアリーナ大阪 )】 大関獲りの朝乃山が痛い2敗目を喫した。昇進の目安とされる三役3場所で計33勝には今場所12勝がノルマ。終盤に横綱、大関との対戦が控える状況で、あと1敗しか許されない。
 取組後は厳しい表情で花道を引き揚げ、会場を去る際も報道陣の呼び掛けに応じなかった。豊山には16年春場所のデビュー戦で敗れたほか、当初は出世争いで後塵(こうじん)を拝した。この日朝稽古後に「(豊山が)先に関取になって刺激を受けた。圧力負けしないように」と意気込みを語ったものの、実らなかった。

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