BリーグA東京の正中 引退会見で“完全燃焼”の心境語る「もう差し出せるものは何もない」

2020年06月12日 05:30

バスケット

BリーグA東京の正中 引退会見で“完全燃焼”の心境語る「もう差し出せるものは何もない」
引退会見を行った正中 Photo By スポニチ
 コロナ禍により3月で打ち切られたBリーグ19~20年シーズン限りで現役を引退したA東京の正中岳城(35)が11日、オンラインで会見した。
 前身のトヨタ自動車に入団した07年以来、チーム一筋。今季まで10季連続で主将を務め、17~18、18~19年シーズンのリーグ連覇、19年アジアチャンピオンズ杯制覇などに貢献した。トヨタ自動車からの出向でプレーを続けた社員選手。今後は社業に戻り、渉外広報本部に配属される予定だ。

 Bリーグ元年の16年9月22日の開幕戦で選手宣誓の大役も担った功労者は「特別な選手ではありませんでしたが、自分の役割に向き合うことを原動力としてきました。もう差し出せるものは何もないと感じ、引退を決意しました」と語った。

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