片山晋呉 8位フィニッシュに「緊張感があって、久々の感覚」医療従事者支援チャリティーゴルフ

2020年06月17日 18:00

ゴルフ

片山晋呉 8位フィニッシュに「緊張感があって、久々の感覚」医療従事者支援チャリティーゴルフ
<エレコムチャリティー初日>18番、バーディーパットを放ち力の入る片山晋呉(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 ゴルフの医療従事者支援チャリティーカップ・サポーテッド・バイ・エレコム(賞金総額男女各600万円、優勝賞金男女各120万円)最終ラウンドが17日、兵庫県西宮市のよみうりカントリークラブ(男子7236ヤード、女子6404ヤード、ともにパー72)で行われた。
 通算6アンダー、138の8位で大会を終えた片山晋呉(47=イーグルポイントGC)は久しぶりの実戦に「ちょっと緊張感があって、久々の感覚かなあとは思いながらやってましたけどねえ」と淡々とした表情で話した。

 新型コロナウイルス感染拡大による自粛生活中も週5回のペースでラウンドをこなしていたという。「これからは少しずつ自分がやってきたものを出していこうと思ってた時は時だったので」と今年3月に開設したYouTubeの公式チャンネルは登録者数が6万6000人を突破。動画の制作などもあり、多忙なオフを過ごしてきた。

 そんな中、もう一つの新たな試みとして片山が始めたのがコロナ禍による大幅な収入減に苦しむ若手の救済策。片山がスポンサーをかき集め、1カ月ほど前にミニ大会を実施。15人前後の若手が賞金を争って真剣勝負を展開した。7月には第2回大会を開催する予定。冬には賞金額などを上乗せした規模の大きな大会の実施を計画している。

 「食べられない選手が多いじゃないですか。自分も経験してるから。その中でそういうことがあるとありがたいので。協力してくれる人が周りにたくさんいるし、僕が頭を下げてお願いしますって言ったら気持ち良くやってくれるんで。そういうのも少しずつやっていこうかなと思って」

 ツアー通算31勝の永久シード保持者。日本ゴルフ界の第一人者として低迷する男子ゴルフの下支え策を模索している。

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