朝乃山 9年ぶり新大関ストレート給金「しっかり足が出て体も動いている」
2020年07月27日 05:30
相撲
新大関の初日からの8連勝は11年九州場所の琴奨菊以来、約9年ぶりで9人目。歴代最長の11連勝を記録した1937年春場所の双葉山と02年初場所の栃東、10連勝した59年九州場所の若羽黒はそのまま優勝した。朝乃山は、験のいいデータへと突っ走っている。
故郷に元気を届けている。富山商相撲部コーチで、高校時代に朝乃山を指導した中村淳一郎さん(35)は「いい刺激を受けています」と話す。来月2日には高校総体の代替大会に臨む。同日は7月場所千秋楽。朝乃山が最後まで賜杯を争えば後輩に一層の奮起を促せる。中村さんは場所前に富山湾名産の白エビ、ホタルイカなど海産物を贈り、ハッパをかけた。「いい意味で新大関らしくない。どっしりしている」と後半戦も活躍を確信している。
昨年5月の夏場所で優勝経験があるだけに、本人は横綱・白鵬とトップ並走の状況になっても冷静だ。「意識すると体が硬くなる。一日一番、自分の相撲を取りきれば結果はついてくる」。手応えをつかみ、勝負の後半戦に突入する。
おすすめテーマ
2020年07月27日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
パラ競泳リオ代表の池愛里 うつ病治療のため現役引退表明
-
【荒磯親方 真眼】立ち会いを変えた琴奨菊の探究心は後輩の見本
-
阿炎 再出場なし…2度も接待を伴う飲食店に 芝田山広報部長「情状酌量の余地ない」
-
朝乃山 9年ぶり新大関ストレート給金「しっかり足が出て体も動いている」
-
白鵬 ストレート給金50回目にご満悦「いい響きだね」
-
琴奨菊 幕内通算714勝! 元横綱・稀勢の里に並ぶ歴代6位「本当にうれしい」
-
1敗の正代 全勝の御嶽海に会心勝利「立ち合いで下がらなかった」
-
幕内2場所目の琴ノ若、初の休場 左膝負傷も再出場示唆
-
渋野、遼と初対談! 13年前の「ハニカミ王子めっちゃ覚えている」
-
トンプソン&ウェレンスキ、通算15アンダー首位キープ 米男子ゴルフ3Mオープン
-
奥原希望 生配信で小学生にエール「毎日の過ごし方で1、2カ月先は大きく変わる」
-
男子やり投げ 16年リオ代表の新井涼平が優勝 来年の五輪へ「命を懸けて投げる」
-
蔵王で強化合宿中 ボクシング男子日本代表 山歩きトレ実践
-
米女子バスケで人種差別に抗議 国歌斉唱時に選手退去 WNBA開幕