朝乃山全勝キープも八角理事長「隠岐の海にああいう相撲を取られたらダメ。余裕ある相撲じゃなかった」

2020年07月27日 19:57

相撲

朝乃山全勝キープも八角理事長「隠岐の海にああいう相撲を取られたらダメ。余裕ある相撲じゃなかった」
<大相撲7月場所9日目>隠岐の海(手前)を上手投げで破った朝乃山(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 【大相撲7月場所9日目 ( 2020年7月27日    両国国技館 )】 新大関・朝乃山が取り直しの末に隠岐の海を下し全勝を守った。最初の取組は隠岐の海に押し込まれながらも上手投げ。ただ同体となり取り直しに。二番目は右を差して左上手をがっちり引いて前に出る。相手が左を差して前に出てこようとするところを投げを打って仕留めた。
 八角理事長(元横綱・北勝海)は「余裕のある相撲じゃなかった。必死だった。こういう一番を勝ち切るのが大事。負けていたら優勝争いに残れない」と話した。その上で「隠岐の海にああいう相撲を取られていたらダメ。がっちり上手を取って、右を使って相手が動けないようにしないと。それが今後の課題だね」とさらなる奮起を期待した。

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