ライチェル海遥、コロナ禍での練習は「不安と隣り合わせ」 女子セブンズ代表合宿

2020年08月26日 20:09

ラグビー

ライチェル海遥、コロナ禍での練習は「不安と隣り合わせ」 女子セブンズ代表合宿
オンライン取材に応じる7人制女子代表のバティヴァカロロ・ライチェル海遥 Photo By スポニチ
 埼玉県熊谷市で合宿中の7人制ラグビー女子代表のバティヴァカロロ・ライチェル海遥(みよ、22)が26日、オンライン取材に応じた。新型コロナウイルスの影響でコンタクト練習ができず、スキルトレーニングがメインという。トレーナーの指導により給水前の消毒など感染予防を徹底しているが、「あまり感染者数が減っていない。不安と隣り合わせでやっている。練習中も(選手が)だんだん寄ってきちゃうので、言い合うことは“ソーシャル・ディスタンスを保って、両手を上げて届かないところにいましょう”と。チームで徹底してやっている」と胸の内を明かした。
 立正大を卒業し、4月からセコム株式会社に入社。現在は週に3度、熊谷支社に出社しながら練習に励んでいる。緊急事態宣言による自粛期間中は、所属チームのアルカス熊谷では2人1組のペアに分かれて練習を行っていた。練習プランや目標を設定し、近くの公園でパスやアジリティ(敏しょう性)のメニューをこなした。自宅にはチームの施設から運んだウエート器具で、ベンチプレスや懸垂などを行った。東京五輪は1年延期となったが、「まだまだ自分自身を追求しないといけない部分に気づいた時に、ポジティブに捉えられるようになった」と話した。

 代表合宿ではボールを素早く動かすアグレッシブなスタイルを目指し、前向きに取り組んでいる。「(五輪が)1年延びたことで、やることにかわりはない。準備期間が1年延びた。代表メンバーと早く会いたくてうずうずしていた。今まではそれが普通。今この環境に感謝しないといけないと改めて感じる。今は凄い楽しみ、早く試合がしたい」と笑顔で語った。

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