テニス・全米オープン、コロナでドタバタ ブノワ・ペールが陽性判明し棄権

2020年09月01日 05:30

テニス

テニス・全米オープン、コロナでドタバタ ブノワ・ペールが陽性判明し棄権
新型コロナウイルスの検査で陽性となり、棄権が決まったブノワ・ペール(AP) Photo By AP
 テニスの全米オープン(ニューヨーク)で開幕を翌日に控えた30日、男子シングルスで第17シードとなっていたブノワ・ペール(フランス)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、棄権が決まった。ペールの代わりにグラノリェルス(スペイン)がエントリーされた。
 同じ会場で行われた前哨戦のウエスタン・アンド・サザン・オープンを含め、外部と接触が遮断された環境で感染者が出るのは7000件以上の検査で2例目となる。選手では初めてで、ガスケらフランス人選手4人がホテルで待機を要請されたという。濃厚接触で調査対象になっているとみられる。

 前哨戦ではトレーナーの感染が判明した選手2人が本人は陰性ながら棄権を強いられ、ジョコビッチらが猛反発しただけに対応が注目される。

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