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上野由岐子まさか 開幕戦で6失点降板「しっくりくる球がなかった」

2020年09月06日 19:21

ソフトボール

上野由岐子まさか 開幕戦で6失点降板「しっくりくる球がなかった」
<トヨタ自動車・ビックカメラ高崎>初回1死一、三塁、トヨタ自動車・古沢に同点となる適時打を浴び悔しそうな表情を見せるビックカメラ高崎・上野(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【日本女子ソフトボールリーグ1部後半開幕節最終日   ビックカメラ高崎1―10トヨタ自動車 ( 2020年9月6日    神奈川県大和市・大和スタジアム )】 ビックカメラ高崎の上野由岐子(38)が開幕戦でまさかの大量失点を喫した。4回7安打6失点。1試合で6失点以上を喫したのは、16年11月26日の決勝トーナメント日立戦以来となった。最大のライバル、トヨタ自動車に敗れた。
 「投げていて感覚的にしっくりこなかった。あまり手応えのあるボールはなかった。キレや感覚は悪くなかったが、うまく投げ込めなかったというか、投げていてしっくりくる球がなかったです」

 最後までチグハグだった。不運な安打が目立ち、痛打を何本も浴びたわけではない。直球は110キロ台をコンスタントに計測した。ただ、3死球が物語るように、突発的に乱れた。トヨタ自動車打線にしぶとくファウルで粘られたことも、リズムを乱す要因になったのかもしれない。

 コロナ禍で前半戦が中止になった。久々の実戦で精彩を欠いた点について「試合勘がないというよりは、楽しみにしすぎて緊張感がないような、ピリッとしたものがなかったのかな。もしくは、気持ちが上がって力みすぎたのか」と分析した。

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