“黄金世代”小祝さくら、首位浮上!「準備不足」も涼しくベストスコア、ツアー2勝目王手
2020年09月06日 05:30
ゴルフ
![“黄金世代”小祝さくら、首位浮上!「準備不足」も涼しくベストスコア、ツアー2勝目王手](/sports/news/2020/09/06/jpeg/20200906s00043000167000p_view.jpg)
「5アンダー(67)とか伸ばさないと明日(最終日)チャンスはないんじゃないかと思っていたので」。前半のアウトこそパットを打ちきれずにもみ合いの展開が続いたが、後半のインでは12番からの3連続を含む6バーディー。一時は首位に4人が並んでいた混戦を一気に抜け出した。
その小祝が自画自賛したのが17番のバーディー。フェアウエーから残り135ヤードの第2打を8Iでピン左手前1メートルにピタリと寄せた。元世界ランク1位・申ジエにプレーオフの末に敗れた18年のこの大会。小祝は同じ17番で第2打をグリーン奥にこぼしボギーを叩いた。飛距離が出てしまった要因はクラブのロフトが立つ、左足下がりのライから打ったことだった。
昨夏のサマンサタバサ・レディースで念願のツアー初優勝を果たすまで2位が4度あった。得意な距離を残すための第1打からパットまで。手痛い敗戦から学んだコースマネジメントがこの一ホールに凝縮されていた。
前週ニトリ・レディースは2位。地元での初のホステスVが懸かったその大会で優勝をさらった笹生からは勝負どころでのパットの重要性を学んだ。その成果は6~8メートルを沈めた12、14番のバーディーパットに表れた。
2位にはかつて同じ辻村明志コーチ門下だったツアー通算5勝の比嘉。小祝からは「体力が違う。ポテンシャルが違う」と先輩への賛辞ばかりが口をついて出るが「負けた分だけ強くなってきたのがサク(小祝)ですから」と辻村コーチ。この3年で積み上げた生涯獲得賞金1億8089万5113円は黄金世代No・1。堂々のV候補として最終日を戦う。
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