ラスベガスで初のNFL公式戦 レイダースが新本拠地のホーム初戦で白星

2020年09月22日 12:35

アメフト

ラスベガスで初のNFL公式戦 レイダースが新本拠地のホーム初戦で白星
レイダースのホーム開幕戦が行われたラスベガスのアレジアント・スタジアム(AP) Photo By AP
 カリフォルニア州オークランドからネバダ州ラスベガスに本拠を移したNFLのレイダースが21日、ラスベガス郊外のパラダイスに総工費18億4000万ドル(約1932億円)をかけて建設された「アレジアント・スタジアム(収容6万5000人)」でのホーム開幕戦でセインツと対戦。新型コロナウイルスの影響で無観客の中での「こけら落とし」となったが、第1Qで0―10とリードされながらも34―24(前半17―17)で強敵のセインツを下し、3季ぶりに開幕から白星を2つ並べた。
 レイダースは第3Qの5分2秒、敵陣ゴールライン直前で迎えた第4ダウンからのギャンブル・プレーで、QBデレク・カー(29)がタイトエンド(TE)のダレン・ウォーラー(28)に1ヤードのTDパスを通して勝ち越し。第4Qの7分17秒にはRBジェイレン・リシャード(26)が20ヤードを突破して相手エンドゾーン内に飛び込み、第2Qから第4Qにかけて連続24点を奪って勝利を収めた。

 カーは38回中28回のパスを通して282ヤードと3TDをマーク。196センチの大型キッカー、ダニエル・カールソン(25)は第4Qの残り1分7秒、自己最長となる54ヤードのFGを成功させた。

 開幕戦でQBトム・ブレイディー(43)が所属しているバッカニアーズを34―23で下していたセインツは1勝1敗。QBドリュー・ブリーズ(41)が312ヤードと1TDをマークしたが、10回の反則で129ヤードを罰退させるなど試合運びに課題を残した。

 なお第2週を終えてAFCでは昨季王者のチーフスのほかレイダース、レイブンズ、ビルズ、スティーラーズ、タイタンズの6チームが2戦2勝。NFCではパッカーズ、ベアーズ、カージナルス、ラムズ、シーホークスの5チームが2戦2勝としている。

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