パラ・パワーリフティング奥山 日本新3連発!男子65キロ級V「10キロアップできたのはうれしい」

2020年10月05日 05:30

重量挙げ

パラ・パワーリフティング奥山 日本新3連発!男子65キロ級V「10キロアップできたのはうれしい」
日本新記録を更新し、ガッツポーズする奥山(提供:日本パラ・パワーリフティング連盟) Photo By 提供写真
 【パラ・パワーリフティング チャレンジカップ京都最終日 ( 2020年10月4日    京都・サンアビリティーズ城陽 )】 男子5階級が行われ、65キロ級の奥山一輝(23=サイデン化学)が全3回の試技で日本新記録3連発に成功し、自身の持つ日本記録を10キロ更新する151キロで優勝した。88キロ級で16年リオ大会代表の大堂秀樹(45=SMBC日興証券)が、今年2月のW杯で負った左大胸筋の肉離れを乗り越え、185キロで制した。
 奥山は1本目で144キロ、2本目で148キロを持ち上げ、最終的に「10キロアップできたのはうれしい」と笑顔を見せた。昨年9月の東京パラリンピック・テスト大会で136キロ、今年2月の全日本で日本記録となる141キロを上げ、急成長を遂げている。「コロナで先行きが不安だったが、重量は予定通り。このまま調子よくいきたい」と話した。

 車いすテニスから17年に本格的に転向して4年目。今春順大を卒業し、プロアスリートの道を選んだ。東京パラ出場を争うランキングで圏内の8位以内に入るには、180キロ以上が目安になるが、「東京が延期になって、いいチャンスをもらえた。記録もギリギリ伸びてくれると思います」と自信たっぷりに答えた。

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