昨季女王・横井ゆは菜は執念7位「泣いてしまいそうだった」 西日本選手権

2020年10月31日 20:31

フィギュアスケート

昨季女王・横井ゆは菜は執念7位「泣いてしまいそうだった」 西日本選手権
<西日本フィギュアスケート選手権第2日>女子フリー、演技をする横井ゆは菜(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート西日本選手権第2日 ( 2020年10月31日    京都・京都アクアリーナ )】 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)14位と出遅れた横井ゆは菜(20=中京大)は全体7位の116・43点で、合計168・83点の7位まで順位を上げた。上位11人に与えられる12月の全日本選手権(長野)出場権を獲得した。
 前日からの悪い流れを引っ張り「もう無理だろうという気持ちがコールする前からあって、泣いてしまいそうだった」と振り返る。それでも躍動感ある演技で「トムとジェリー」を完遂。ジャンプにミスもあったが、スピンは最高のレベル4でそろえてみせた。「本当にホッとしています」と語った。コーチもジャンプごとにかけ声をかけたようで「先生も一緒に戦ってくれているのかなと思いました」とした。

 シニアデビューの昨季は西日本選手権で優勝。今回は結果も内容も満足いくものではなかっただけに、横井は「今の自分の立場、立ち位置をわきまえて。ジャンプがうまくいかないことで、他をおろそかにしていた」と出直しを誓った。

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