16日開幕ラグビー・トップリーグ 政府方針で最悪一部試合中止も

2021年01月04日 21:33

ラグビー

16日開幕ラグビー・トップリーグ 政府方針で最悪一部試合中止も
今月16日に開幕するトップリーグに向けて、オンラインで取材対応した太田治チェアマン Photo By スポニチ
 今月16日に開幕するラグビーのトップリーグ(TL)2021を前に、太田治チェアマン(55)が4日、オンラインで取材に応じた。
 政府は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今週中にも首都圏の1都3県に緊急事態宣言を発令する見込みだが、「政府要請には対応できるようにしたい。どういう状況になろうとも、しっかり準備を進める。何とかリーグを成立させたい」と不退転の決意を述べた。

 宣言時における大規模イベントへの要請内容は現時点で不明だが、入場者制限や、移動制限による影響が懸念される。16日に東京・国立競技場で行われる東芝―NTTコム戦はすでに2万枚近くのチケットを売り上げているが、「イベントが全部NGのような話になれば、それを否定してまでやることは厳しい」と述べ、場合によっては中止や無観客開催の可能性を示した。

 新型コロナウイルスへの対応策として、今季は2週間に一度、各チームの全選手・スタッフへのPCR検査を実施する。陽性者や濃厚接触者が認定され、試合の48時間前までに登録メンバー23人が揃えられない場合は当該試合を中止とし、延期開催はしない。このケースでは試合は引き分け扱いとして対応。75%以上の試合開催でリーグ成立とし、状況によっては「開催フォーマットを変えてでも何とか(シーズンを)成立させたい」と語った。

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