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松山、21年初戦つまづいた37位発進…計33パットを反省「一番足を引っ張った」

2021年01月09日 05:30

ゴルフ

松山、21年初戦つまづいた37位発進…計33パットを反省「一番足を引っ張った」
21年初戦でつまづいた松山英樹(AP) Photo By AP
 【米男子ゴルフツアー セントリー・チャンピオンズ   第1日 ( 2021年1月7日    ハワイ州 プランテーション・コース=7596ヤード、パー73 )】 21年初戦が開幕し、松山英樹(28=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの73で首位と8打差の37位と出遅れた。65をマークしたジャスティン・トーマス(27=米国)ら2人が首位。例年は前年度ツアー優勝者のみが出場できる今大会は、新型コロナウイルス感染拡大による試合数減の影響で出場資格を変更。昨季ポイントランキング30位以内の選手にも出場資格が与えられ、3年ぶり出場となった松山も含め42人が出場している。
 過去3度の出場でトップ5を外したことはなく、平均スコアは68・58の得意コース。しかし、2021年初ラウンドは73の37位と出遅れた。松山の顔には悔しさがにじむ。

 「オーバーじゃなかったっていうところは救いですけど。うーん…。まあこのコースだったら、すごく悪い結果なのかなという感じですね」

 伸ばせなかった要因に挙げたのは33パットを要したグリーン上だ。出だしの1番で3パットのボギー。7番で2メートルのパーパットを外すと、12番では下りの1メートルを決められずスコアを落とした。パットを重点的に強化し、今年初戦に臨んでいただけに「結構練習してきたのでいけると思ったけど、一番足を引っ張った」と振り返った。

 昨年11月のマスターズ以来、久しぶりの実戦。帰国後の先月に風邪をひき、約2週間クラブを握らなかった時期もあった。パットではラインやスピードの読みが合っていなかったというが、ショットに関しては練習中に1Wのヘッドが割れるトラブルに見舞われながらもフェアウエーキープ率は80%に達しており「アイアンの距離も合っていたし、チャンスにつけられた」と手応えはある。

 首位とは8打差も、今大会には予選落ちがない。「一ついいパットが入ってくれればスコアは伸びる。上位に行けるよう頑張る」。残り54ホール。一つずつ順位を上げていく。

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