宮崎大輔 味覚、嗅覚、そして「アスリートとして一番駄目なことが…」コロナ後遺症語る

2021年02月15日 14:48

ハンドボール

宮崎大輔 味覚、嗅覚、そして「アスリートとして一番駄目なことが…」コロナ後遺症語る
宮崎大輔 Photo By スポニチ
 昨年12月、新型コロナウイルスに感染したハンドボール元日本代表の宮崎大輔(39)が15日、音声サービス「NowVoice」でコロナの後遺症について語った。
 「後遺症は本当にひどいですよ。味覚、嗅覚、あとは僕ら(アスリート)にとって一番駄目なことが息切れ」と話し始め、「ランニングは大体1キロ4分ちょっとで走っていましたが、今は5分20~30秒。1分以上遅くなっている。自分の中で“大丈夫かなあ?”と思うくらい、息切れやタイムの遅さに不安が残っています」と告白した。

 食事が楽しみだという宮崎だが、コロナ感染後は「自分へのご褒美としてステーキを食べたりしますが、1カ月以上経っても(味覚の回復具合は)50%ぐらいですね。“こんな味だったかなあ?”って。ちょっと薄味にすると“あれっ、味がしないな”って…。食事が好きなので凄く残念」と語った。

 嗅覚は「いい匂いもいやな臭いもありますが、やっぱりトイレの時に、そういう臭いがしなかった時はどうしようかなって思いました」といい、脱毛については「コロナ陽性が分かって、3日目ぐらいから脱毛が凄かったです。本当に驚いてヤバいなと思った。今は脱毛は落ち着いています」と現在の状況を説明。

 トレーニングは「この弱みを克服するために毎日10キロ以上走ってます」と報告。「でも、感染から1カ月経っても息苦しくて、寝る前に呼吸がとれなくて。朝起きても胸が痛いという状況が続いています」と過酷な現実を伝えた。

 「コロナにかかった人に対して“自分はこうだった”とか“こういう経過だった”と情報を出したいなと思っているので、いろんなことに取り組んでいます」と宮崎。「今は水素や、サプリメントをとってみて治ってきているのかとか、多少ですがデータをとっています。少しでも皆さんに伝えられるように今後も頑張っていきたいと思います」と語った。

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