原英莉花、プロ初ホールインワン!ジャンボ師匠に「賞金で何か買って持って行きたい」68でV圏内浮上

2021年05月01日 18:56

ゴルフ

原英莉花、プロ初ホールインワン!ジャンボ師匠に「賞金で何か買って持って行きたい」68でV圏内浮上
<パナソニックオープンレディース2日目>笑顔で4番に向かう原英莉花(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー パナソニック・オープン第2日 ( 2021年5月1日    千葉県 浜野GC=6638ヤード、パー72 )】 原英莉花(22=日本通運)が1イーグル、6バーディー、4ボギーの68で回り通算6アンダーに伸ばし優勝戦線に浮上した。
 最大の見せ場は13番パー3。ピンまで167ヤード。7Iで打ったボールが「ガシャーン」と音を立ててカップに飛び込んだ。原英はボールを拾い上げると笑顔を見せた。

 「人生では3回くらい。試合では初めて。とりあえず乗せたいなと思って打ったショットがピン筋に行ってガシャーンとなった。ギャラリーがいたらもっとうれしかったな」

 直接入ったものの、カップの縁は崩れていなかったため、清水キャディーからは「お上品な入り方だね」とからかわれた。

 プロ初のホールインワン。師匠の尾崎将司にも報告するつもりだ。「賞金で何かを買って持って行きたい。“絶対まぐれ”と言われるな」と笑った。

 この会心の一打で勢いに乗った。14番と17番で5メートルを沈めると、18番は4メートルを決めて上がり6ホールで5つスコアを伸ばし「ショットへの不安が取り払われた。流れ良くスイングに集中できた」と満足そうに話した。

 このオフにケガ防止と肩周りの強化のため水泳のトレーニングを取り入れた。クロールで400メートルを2回泳ぐのがルーティン。開幕前日の4月29日も雨だったため練習ラウンドを回避し、プールで体をほぐした。

 4月にぎっくり腰を発症した。違和感を抱えたまま臨んだ前週のフジサンケイ・レディースは42位に終わり、週明けはまだ痛みが残っていた。しかし、プールトレーニングの効果もあり、腰の状態も改善した。

 首位と2打差で最終日を迎える。「久しぶりの優勝争いなので勝ちたい気持ちは強い」と昨年の最終戦ツアー選手権リコー杯以来のツアー4勝目に照準を絞った。

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