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バレーボール日本男子が開幕2連勝 オランダにフルセットで勝利 19歳高橋藍が26得点

2021年05月29日 23:17

バレーボール

 【バレーボール ネーションズリーグ   日本3―2オランダ ( 2021年5月29日    イタリア・リミニ )】 男子1次リーグ第2戦が行われ、世界ランキング8位の日本は同15位のオランダにフルセットの末、3―2と逆転勝利で開幕2連勝を飾った。28日夜に発熱した中垣内祐一監督(53)が不在の中、チーム一丸となって勝利。19歳の高橋藍(日体大)が両チーム最多26得点の大暴れで流れを引き寄せた。
 苦しい展開から粘り勝ちを見せた。第1セットを22―25で先取されると、第2セットも23―25で奪われる展開だったが、第3セットから反撃開始。25―22で奪うと、第4セットを25―17、最終第5セットを15―8で制した。

 2連勝に導いた高橋は「今までやってきことを出したことが勝利につながった。フルセットで勝ったのは良い経験ができた」。次戦のロシア戦に向けて「3セットで勝ちきることを目標に頑張りたい」と意気込んだ。

 中垣内監督は開幕戦だった前日28日イラン戦の後に発熱。同日夜にPCR検査を受け、結果は陰性だった。29日朝の時点で、男子日本代表チーム内に体調不良者はおらず、中垣内監督を除くスタッフと選手は予定通りオランダ戦に出場。急性胃腸炎から復帰したブラン・フィリップコーチ(61)が指揮を執った。

 今大会は東京五輪前に行われる最後の国際大会。16チームで1回総当たりの1次リーグを実施し、上位4チームが決勝大会に進む。新型コロナウイルス感染予防対策として、無観客開催でコートチェンジも行わない。

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