ネッツが東地区決勝進出に王手 48分フル出場のデュラントは“記録的”なトリプルダブル
2021年06月16日 13:41
バスケット
NBAのプレーオフで「45得点+15リバウンド+10アシスト」以上を1試合で記録したのは史上初。デュラントにとってはファイナルで2度MVPとなった底力を見せつける一戦となった。
この日は第1戦の開始早々に右太腿を痛め、第2戦から3試合連続で欠場していたジェームズ・ハーデン(31)が復帰。放った8本の3点シュートはすべて外したものの、46分間にわたってコートに立ち続けて5得点、6リバウンド、8アシストを記録した。101―101で迎えた第4Qの残り1分27秒には勝ち越しのフリースローを2本とも成功。以後ネッツは再逆転を許さなかった。
バックスは第3Q5分すぎに74―57としていたがここから失速。この日、今季の「オールNBA(ベスト5)」のファーストチームにただ1人満票(100票)で選出されたヤニス・アデトクンボ(26)は42分出場して34得点と12リバウンドを稼いだものの、残り1分14秒からのフリースロー(計4本)では2本を外して接戦をものにすることができなかった。
なお「オールNBA」の選出メンバーは下記の通り。投票は3つのポジション別に3人連記で行われ、ファースト5点、セカンド3点、サード1点の得点合計。アデトクンボはファーストのみの100票で500点だった。今季のMVPに選出されたナゲッツのセンター、ニコラ・ヨキッチ(26)が498点で“次点”だった。
▼ファーストチーム
(G)ステフィン・カリー(ウォリアーズ・98―2―0=496点)、ルカ・ドンチッチ(マーベリクス・55―41―4=402点)
(F)ヤニス・アデトクンボ(バックス・100―0―0=500点)、カワイ・レナード(クリッパーズ・28―58―9=323点)
(C)ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ=99―1―0=498点)
▼セカンドチーム
(G)デイミアン・リラード(トレイルブレイザーズ・38―60―2=372点)、クリス・ポール(サンズ・23―62―10=311点)
(F)ジュリアス・ランドル(ニックス・16―46―35=253点)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ・2―44―32=174点)
(C)ジョエル・エンビード(76ers・28―70―2=352点)
▼サードチーム
(G)ブラドリー・ビール(ウィザーズ・0―7―50=71点)、カイリー・アービング(ネッツ・0―7―40=61点)
(F)ジミー・バトラー(ヒート・7―26―18=131点)、ポール・ジョージ(クリッパーズ・0―13―50=89点)
(C)ルディー・ゴベア(ジャズ・0―26―70=148点)
*Gはガード、Fはフォワード、Cはセンター。所属チーム中のあとの数字はファースト(5点)、セカンド(3点)、サード(1点)の投票数
<地区準決勝の組み合わせと経過>
▼東地区
(1)76ers―(5)ホークス(2勝2敗)
(2)ネッツ―(3)バックス(ネッツの3勝2敗)
▼西地区
(1)ジャズ―(4)クリッパーズ(2勝2敗)
(2)サンズ―(3)ナゲッツ(サンズ4勝0敗で地区決勝に進出)
*カッコ内の数字は地区全体順位
おすすめテーマ
2021年06月16日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
松山は前回優勝者デシャンボーと同組 全米オープン予選ラウンド組み合わせ発表
-
三宅 5大会連続五輪出場!「21年間の総まとめ」日本人メダル1号で花道飾る、開会式翌日に49キロ級
-
階級変更の八木 3大会連続五輪切符!ハイレベルな争い「1つでもいい順位を」
-
男子61キロ級の糸数 リオ4位の雪辱必ず、悲願表彰台へ「集中して全試技成功したい」
-
五輪・パラ「プレーブック」第3版公表 ルール違反への罰則に罰金や国外退去措置も
-
五輪参加者に求める同意書 健康被害リスクの“自己責任”表記はIOC統括部長「透明性確保」
-
IOCコーツ副会長が来日、3日間隔離へ 19日から五輪開催向け最終準備
-
ファイザー社 大会関係者2万人分のワクチン追加提供、ボランティアら対象
-
ソフトボール・豪代表 来日後初の練習公開、実戦で2戦2勝 好プレーに拍手
-
桃子「彼女から嫁にレベルアップ」誕生日婚をインスタ報告、“入籍”Tシャツに指輪もキラリ
-
桃子結婚原稿の裏側、“この親にしてこの子あり”上田家の義理堅さに感謝
-
稲見 世界ランク24位に浮上、五輪女子ゴルフ代表争いで優位キープ
-
松山 全米OP優勝予想18位にランクイン、マスターズに続くメジャー2勝目なるか
-
日本女子アマ選手権、雷雲接近でサスペンデッド 中断で48人競技完了できず
-
錦織 初戦突破、五輪ダブルスに意欲も心境複雑 ウィンブルドン前哨戦