五輪内定会見 陸上男子400メートルリレー・多田修平、金メダル宣言「めざすところは一つ」

2021年06月28日 14:30

陸上

五輪内定会見 陸上男子400メートルリレー・多田修平、金メダル宣言「めざすところは一つ」
25日に行われた陸上日本選手権の男子100メートル決勝で初優勝を果たし、ガッツポーズの多田修平(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 東京五輪の代表選考会を兼ねた陸上・日本選手権(24~27日、大阪ヤンマースタジアム長居)で代表入りを決めた選手の記者会見が28日、行われた。
 男子100メートルの多田修平(25=住友電工)は、400メートルリレーに向けて「日本チームとしては銀と銅は獲得しているので、めざすところは一つ、金メダルです」と宣言した。

 走順については、16年リオ五輪400メートルリレーで1走を務め、銀メダル獲得に貢献した山県亮太が「僕はどこでもいいです。適材適所で」とこだわらなかったのに対し、多田は「僕は1走がいいなあと思ってます。今までほとんど1走やってきているので、それ以外の経験がない。できれば1走がいいのかなと思います。ジコチューみたいな発言ですみませんが」と苦笑しながら第1走者を希望した。

 日本選手権では自己記録9秒台が4人、東京五輪参加標準記録10秒05を突破した5人が集結した「史上最高レベル」の男子100メートル決勝で、10秒15(追い風0.2メートル)で初優勝した。

 ◇多田 修平(ただ・しゅうへい) 1996年(平8)6月24日生まれ、大阪府出身の25歳。17年6月に追い風参考ながら日本国内の競技会では初の9秒台となる9秒94をマークして一気に注目を集めた。19年世界選手権男子400メートルリレーでは1走を務め、銅メダルに貢献した。自己ベストは10秒01。1メートル76、66キロ。

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