女子バレー・中田監督、涙の五輪代表12人発表「簡単に選ぶことはできなかった」愛弟子・長岡は落選
2021年07月01日 05:30
バレーボール
12人の中に、久光製薬のコーチ、監督時代から指導する点取り屋の長岡を残すことはできなかった。長岡は17年3月、18年12月の2度の左膝前十字じん帯断裂の大ケガから昨年、2年ぶりに代表復帰。中田監督からの「平然と乗り越えろ」という言葉を胸に、懸命にリハビリに励み、今年5月の中国戦ではチーム2位の10得点をマークし、回復ぶりをアピール。しかし、5月下旬からイタリアで行われたネーションズリーグ(NL)では1試合も出場することなく帰国。左の強打は日本の貴重な武器だったが、指揮官は「コンディションが上がらなかった」と苦渋の決断を迫られた。長岡に対しては「感謝の気持ちを伝えた」という。
サイドからの攻撃は黒後、古賀、男子の石川祐希の妹・真佑ら若手が中心となる。中でも長岡と同じオポジット(セッター対角)に入る黒後には「スイッチが入った時の打力、スピード、読みは外国選手に引けを取らない。エースとして活躍してほしい」と期待を寄せた。重責を担う23歳の新エースも「全員がつないでくれたボールをただひたすらに貪欲に得点につなげたい」と意欲は十分だ。12年ロンドン五輪銅以来2大会ぶりのメダル獲得へ、中田監督は「伝説に残るチームをつくるために、本気と覚悟をかけて挑む」と力強く語った。
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