パラ女子マラソン代表・道下美里 5000mで快記録「19分を切られたのは良かった」

2021年07月10日 15:18

陸上

パラ女子マラソン代表・道下美里 5000mで快記録「19分を切られたのは良かった」
道下美里 Photo By スポニチ
 【陸上 ホクレン中長距離チャレンジ網走大会 ( 2021年7月10日    北海道・網走市営陸上競技場 )】 東京パラリンピック女子マラソン(視覚障害)代表で世界記録保持者の道下美里(44=三井住友海上)が女子5000メートル(T12視覚障害)に出場し、18分54秒09(速報値)で1着だった。自身の日本記録(18分48秒96)まであと一歩だったが「ちょっと突っ込みすぎたけど、19分を切られたのは良かった」と笑顔を見せた。
 リオデジャネイロパラリンピックでは銀メダルを獲得し、東京大会でもメダルが期待される44歳。コロナ下で頻繁に人と会えない状況が続くが、友人からLINE(ライン)などで送られてくる音声メッセージが励みになっている。すでに7000件にものぼるといい「毎日トレーニングのたびに聞いている。応援を受けてチャージされている」と話していた。

 現時点では東京パラリンピックが無観客になるかは不透明だが、東京五輪が首都圏などで無観客となることに「応援はものすごい力になる」と残念がった。
 

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