飛び込みの41歳・寺内がパリ五輪視野!夏季最多7度目出場へ現役続行「3年後はえらい短く感じる」
2021年08月15日 05:30
飛び込み
来年5月の世界選手権に出場すれば、23年には世界選手権ドーハ大会が待つ。その翌年は24年パリ五輪。寺内は「次の五輪が4年後だと長いが、3年後はえらい短く感じる」と7度目の五輪に色気を見せつつ「来年の世界選手権に出れば、止まれないスパイラルに入る。目の前の戦いをクリアすることを積み重ねないと、3年後を語ってはいけない」と目の前の大会に集中する考えを示した。
96年のアトランタ五輪に15歳で初出場。08年北京後に一度現役引退して、約2年後に復帰した。東京は坂井丞(28=ミキハウス)と組んだシンクロ板飛び込み5位、板飛び込み12位。最後のジャンプを終えた後は、会場の国内外の関係者から総立ちで拍手を送られた。大会前には部屋を徹底的に掃除するのがルーティンで「死んで部屋を見られてもいいように」との覚悟で飛び込み台に立つ。現役続行には厳しい鍛錬が必要でケガのリスクも伴う。簡単な決断ではないが、レジェンドがパリ挑戦の可能性を消していない事実だけで、夢は膨らむ。
≪今後は種目限定≫寺内は今後、出場種目を絞る可能性がある。東京五輪は板飛び込み、シンクロ板飛び込みの2種目に出場。板飛び込みは08年北京以来13年ぶりに決勝進出したが、2日間で予選、準決勝、決勝を戦うハードな日程もあり、12人中12位に終わった。一方のシンクロは8組による決勝のみで5位。日本飛び込み界悲願のメダルに近いだけに「今後は個人に出るのか、シンクロに出るのか、その辺も考えながら答えを出したい」と語った。
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