バド混合銅・渡辺 東野への頭ぽんぽん抱擁に照れ笑い「だいぶ熱い抱擁してるな」
2021年08月15日 20:58
バドミントン
その瞬間がVTRで流されると、渡辺は「あんなに話題になると思ってなくて、興奮して周りが見えず、ああなってしまった」と振り返った。反響にも「皆さんがわーってなって、そんなおおごとになるとは思わなくて」と驚き、「映像見てだいぶ熱い抱擁してるなって」と照れくさそうに答えた。ハグされた側の東野は、「キュンとしました」と笑顔で応じていた。
ペアを組んで10年。同じ福島・富岡一中出身で、東野が1年先輩だった。実は残り者同士で組んだペアだったという。東野は「自分が中学3年生で勇大君が2年生の時、インドネシアの国際大会に出ることになったんですけど、どんどん強い者同士で組んじゃった結果、自分たちが弱い者同士で余っちゃって、組みました」と明かした。
即席ペアだったが、相性は抜群だったという。「まったくしゃべったこともなかったんですけど、バッチリ合いました」。渡辺も「なんなら練習もしてないんですよ、一緒に。試合に行って、『出て下さい』ってなって、ぶっつけ本番な感じで、試合に入ったらめっちゃ息が合って。強い者同士で組んだ選手たちよりも、いい成績が出たんですよ」と驚かせた。
東野の高校卒業を機に1度、ペアを解消したが、東野が「勇大君とだったら世界一になれるんじゃないか」と、渡辺を自分の所属へ熱心に勧誘。当初は「僕の人生なので僕の意思で決めさせて下さい。お言葉はありがたいです」と答えを保留していた渡辺も、「先輩と世界一になりたいな、なれるなと思ったから、同じところに行きました」と、ペア続行を決めたという。
渡辺は東野に「年齢を重ねるごとに、『あ、いい人だな。最高のパートナーだなと思って』」と感謝を口にした。それを聞いた東野は「『落ちたな』って思いました」と笑わせた。
おすすめテーマ
2021年08月15日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
大坂なおみ「心休まらない思い」父の祖国ハイチの地震被災地に今大会の賞金全額寄付を表明
-
悪天候のため27ホールに短縮 女子ゴルフNEC軽井沢72
-
福岡・大牟田の1945年 歪められた野球に見る戦争の責任
-
最終日は悪天候のためスタートが2時間遅れる 女子ゴルフNEC軽井沢72
-
飛び込みの41歳・寺内がパリ五輪視野!夏季最多7度目出場へ現役続行「3年後はえらい短く感じる」
-
高飛び込みの14歳・玉井 板飛び込みとの“二刀流”に意欲「2つに出られたら一番いい」
-
AS日本代表の井村監督 改めて退任意向示す、ソロ挑戦の乾サポートへ
-
カノア17位、年間8位確定 サーフィンCT第7戦メキシコ・オープン
-
大坂は2回戦から登場、五輪以来の実戦 ウエスタン・アンド・サザンOP
-
萌寧 NEC軽井沢72第2R悪天候中止に「残念」、大会は36ホールに短縮
-
松山 レギュラーシーズン最終戦予選落ちも「休み増えたと思って」POシリーズへ切り替え
-
小平も予選落ち…来季出場のため下部ツアー3大会「全集中してやっていく」
-
笹生 強風に耐え4差5位「全く真逆なコンディションで、本当に難しかった」