摂南大・ツイドラキ 勝負所で2トライ「チームを助けたかった」、2年目の瀬川監督に初勝利プレゼント

2021年10月04日 05:30

ラグビー

摂南大・ツイドラキ 勝負所で2トライ「チームを助けたかった」、2年目の瀬川監督に初勝利プレゼント
<関学大・摂南大>後半26分、逆転トライを決める摂南大のヴィリアミ・ツイドラキ(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第2節第1日   摂南大38-27関学大 ( 2021年10月3日    天理親里 )】 京産大との開幕戦が延期になった摂南大は、チームの今季初戦で関学大に逆転勝ち。東芝を率いて08、09年度のトップリーグを連覇した瀬川智広監督(50)は、就任2年目で初白星となり、4トライ以上のボーナス1点を加え、通算勝ち点5とした。
 亡き父が元日本代表WTBの摂南大FBツイドラキがど根性を見せた。終盤は1プレーごとに足をつりながら、26―27の後半26分、スペースに走り込んでパスをもらって逆転トライ。同47分はゴール前の肉弾戦でラストを飾った。

 ミス連発の前半から一変、最終局面で2トライを挙げ、「自分がしんどくてもチームを助けたかった」と笑顔。就任2年目の名将、瀬川監督に初勝利をプレゼントした。

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