コベルコ神戸・橋本主将、気合「初代王者目指す」　ラグビー「リーグワン」来年1月7日開幕

2021年10月05日 05:30

ラグビー

　ラグビーの新リーグ「リーグワン」は4日、シーズン日程と1部12チームの組み分けを発表した。来年1月7日の開幕戦で埼玉パナソニックワイルドナイツとクボタスピアーズ船橋・東京ベイが国立競技場（予定）で激突する。各組で2回戦総当たりのリーグ戦を行い、別組6チームとも1回ずつ戦う。合計16試合の勝ち点で順位を決め、上位4チームはプレーオフトーナメントに進んで優勝を争う。

　1部のコベルコ神戸スティーラーズはA組で、1月8日の初戦でNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安と神戸市のノエビアスタジアム神戸で対戦する。

　チームはこの日、神戸市内で新体制発表会見を行った。5季ぶりに主将に復帰したフランカー橋本大輝（34）は「リーグワンになっても初代王者を目指したい」と抱負。前身のトップリーグは03年度に初代王者に輝いた。神戸製鋼から名前を変えて臨む今回もその再現を狙う。（倉世古　洋平）

　《クラブハウス公開、目玉は仮眠室》建設費十数億円のクラブハウスを公開した。従来比3倍の広さで、ラインアウト練習ができる室内練習場も完備。目玉は仮眠室で、30畳以上の広さがある。肉体づくりには練習間の睡眠も効果があるだけに、20歳の李副主将は「体が回復できるのでありがたい」とフル活用する考えだ。他にも食堂、リラックスルーム、会議室が3部屋もあるなど、選手間のコミュニケーションが取りやすい施設になった。