自身2度目の2週連続Vを目指す古江、米ツアー挑戦前に地元の声援に応える
2021年10月20日 16:35
ゴルフ
「このコースは少し距離が長くてグリーンが少し小さいという印象があります。あまり2週連続(優勝)とかっていう意識はしないで、この試合だけに集中して。兵庫県ということもあるので、そこは頑張っていきたいと思います。ギャラリーさんの声援をもらえれば、その声援に応えられたらいいなと思います」
今週、地元兵庫県神戸市在住の古江は“自宅通勤”。有観客開催の今大会には家族や知人の応援もある。普段よりリラックスした雰囲気の中で自身2度目の2週連続優勝に挑むことになる。
今季最終戦、ツアー選手権リコー杯(11月25~28日)に出場した後に渡米し、来季の米ツアー出場権を争う最終予選会(Qスクール)に挑戦する。この最終予選会は12月2~5日、9~12日の8日間144ホールの長丁場で行われる。既に渋野日向子(22=サントリー)が挑戦を表明しているが、古江は10月12日のエントリー締め切り直前に決断したという。
「今の順位が続くか、これからは分かんないですし、先輩からも海外に行くなら若い方がいいよと言われたので。今回の挑戦をプレッシャーに思わず、行けるなら行こうというふうに思いました」
8月9日時点の世界ランキングが75位以内であれば、Qスクールの最終から受験することができる。当時の古江の同ランキングは26位。この受験資格を知ったこと。さらに今年7月の海外メジャー、エビアン選手権で4位に入ったある種の成功体験も米ツアー挑戦を決断するきっかけになった。今夏の海外遠征では6月の全米女子オープンを制した笹生優花(20=ICTSI)、エビアン選手権を制したミンジー・リー(25=オーストラリア)らにも「米ツアーにおいでよ」と声を掛けられたという。
ただ、現状、日本ツアーでの複数年シードなどの“保険”はなく目標の一つである賞金女王のタイトル獲得も未達成のまま。今回のQスクールに合格した場合も軸足を日米どちらに置くかはまだ思案中だという。米ツアーで長く賞金シードを保持し続けながら日本で賞金王に輝いた男子ゴルフの尾崎直道のような“二刀流”に挑戦することになるかもしれない。
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