京産大・松岡 悔しさ晴らす開始35秒の電撃トライ 80メートル独走「試合前からイメージしていた」

2021年11月01日 05:30

ラグビー

京産大・松岡 悔しさ晴らす開始35秒の電撃トライ 80メートル独走「試合前からイメージしていた」
<関大・京産大> 前半、京産大・松岡(右から2人目)は先制トライを決め雄叫びを上げる (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第4節最終日   京産大59-24関大 ( 2021年10月31日    奈良県天理市・天理親里競技場 )】 京産大が関大から9トライを奪い、59―24で開幕4連勝とした。4トライ以上のボーナス1点で通算勝ち点19に伸ばして首位キープ。先発を2試合外れていたWTB松岡大河(2年)が前半10分までに2トライを挙げて勢いづけた。
 先発に返り咲いた松岡が最高の結果を残した。関大のキックオフ。自陣深い位置からの展開を左サイドでもらうと、ステップで2人をかわし、追っ手をハンドオフでいなし、4人目にタックルされながらインゴールに抑えた。

 80メートル独走、開始35秒の電撃トライ。「試合前からイメージしていた」という大外を駆け上がる1本で波に乗ると、同9分にはカウンターの最後を飾って2トライ目を挙げた。関大の森監督に「立ち上がりで流れを持っていかれた」と言わせた。

 初戦の立命大戦は後半11分でベンチに下げられた。キッカーとしても、ランナーとしても不発で、次の2戦は控えに回った。悔しかった。しかし、日本代表79キャップの元木ゼネラルマネジャーに「先発から落ちた時が一番大事」と励まされたことで、早出、居残り、寮での自主練に力を入れた。成果は出た。

 開幕4連勝となったこの日はSO家村が先発を外れるなど、バックスのレギュラー争いはし烈。6日に激突する2位の同大のバックスはタレントぞろいだが、負けてはいない。

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