山本草太、247・65点の自己ベストでV、課題見え「いい試合になった」ワルシャワ杯

2021年11月20日 08:52

フィギュアスケート

山本草太、247・65点の自己ベストでV、課題見え「いい試合になった」ワルシャワ杯
<ワルシャワ杯第2日>金メダルを手に笑顔の山本草太(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケート・ワルシャワ杯第2日 ( 2021年11月19日    ポーランド・ワルシャワ )】 男子の山本草太(中京大)が、合計247・65点の自己ベストで優勝した。
 18日のSPで首位発進した21歳は、最終滑走で臨んだ19日のフリーは苦しんだ。冒頭の4回転サルコーで転倒すると、トリプルアクセルでも転倒。それでも、基礎点が1・1倍になる演技後半の3つのジャンプはまとめて、タイトルをつかんだ。

 フリーが会心の出来には遠かったこともあり、「いつも通りリラックスした気持ちで挑めたけど、感覚のズレがあった。100%じゃないとできないんじゃなくて、調子が良くなくてもいい演技ができるようにしないと」と反省。その一方で、「課題がたくさん見つかった。いい試合になった」と振り返った。

 NHK杯に続く2週連続の実戦を終え、年末の全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)に向かう。「SPではいい演技ができている。あとはフリー。なかなかそこがうまく噛み合わない。しっかりと、全日本のフリーでいい演技ができるようにしたい」と静かに闘志を高めていた。

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